皆さん、こんにちは^_^
コーヒーを飲んで1日の始まり、終わりを迎える人やリラックス、仕事しながらなど色々な場面で飲まれていて商品も多数あります。
日本コーヒー協会の調べでは日本人一人当たり10.62杯/週とされていました。
日本でも生活の一部として飲まれているコーヒーですが、改めて見ていきたいと思います
コーヒーに含まれている生理活性物質
・カフェイン
みんなご存知カフェインです。
一般的にコーヒー1杯(150ml)に30~175mg含まれています。
体に及ぼす作用としては
①利尿作用
②代謝率の上昇
③血圧の急性上昇
④中枢神経の刺激作用による覚醒作用
等があります。
一般的に2~3杯/日健康成人なら問題ない量です。
しかし接種が過量になると悪寒、吐き気、頭痛、動悸、震えなどの症状が出る場合があります。
最近はエナジードリンクが一般的に普及していて人気があります。
併用によりカフェインの量が過剰になり有害事象がおこる可能性があるので注意しましょう。
・クロロゲン酸(ポリフェノール)
この物質はコーヒーに含まれる物質の中でも現代人の食生活、生活習慣病に有益に働く効果があります。
①抗酸化作用(細胞の老化を抑える)
②抗炎症作用
③抗脂質作用
④糖の吸収を穏やかにする
⑤降圧作用
等があります。
まさに現代病にベストマッチな作用ですね。
・ジテルペン
この物質はコレステロールの上昇に関与しますが、フィルターで除去されるのでろ過して飲む一般的なコーヒーでは気にする必要はないと思います。
コーヒーの注意したい点
・アセトアミノフェンを含む薬との飲み合わせ
風邪薬や市販の鎮痛剤に含まれるアセトアミノフェンという物質、これがコーヒー(カフェイン)との飲み合わせで体内の薬物量が多くなる研究データがあります。
頭痛薬でよく使ってる方も多い薬ですが、1日で缶コーヒー3本以上で薬の服用量が多くなると副作用で肝障害が出たりします。
・カルシウムの吸収を阻害する
コーヒーは1日1~2杯程度であればほぼ影響がないですが、1日4杯以上となってくると腸でのカルシウムの吸収が悪くなり、それを長年続けていると骨粗鬆症のリスクがあるようです。
コーヒーをたくさん飲む方はカルシウムを適度に補ったり、サプリメントでカルシウムの吸収を助けるビタミンD3を摂ればリスクが減らせると思います。
まとめ
最近の研究では1日に4杯程度までなら優位に死亡率や各種病気を抑制する報告があります。
体にいい影響を及ぼすことは事実なようです。
しかし、個人の喫煙の有無や普段の食事、コーヒーへの砂糖の有無などばらつきが多い研究なのでまだまだ研究の余地はあるように思います。
体にいいコーヒーですが、摂りすぎれば体に毒となりかねません。
「何事も適度」これが大切だと思います。
おいしく適量を守って、コーヒーと付き合っていきましょう。
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