黄砂に注意 ただの砂と侮るなかれ

健康

このブログを見ていただいてありがとうございます。

今回はこの時期に特に注意が必要になる黄砂について触れていきたいと思います。

黄砂とは

黄砂は

中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの乾燥地域で土壌・鉱物粒子が強風により巻き上げられて、その後偏西風で日本に流れてくる現象を言います。

黄砂の粒子:0.5~5μm(マイクロメートル)、スギ花粉の粒子:30μm

なんと、黄砂の大きさはスギ花粉の10分の1程度です。

さらに、今年は10倍の飛散量の予想が出ています!!

黄砂の何が危険なの?

黄砂にはいろいろな有害物質や細かい粒子が多く含まれます。

皆さんニュースなどで1度は聞いたことがあるであろうPM2.5も黄砂として日本に飛来します。

とても細かい粒子なので肺の奥深くまで入り込み呼吸器障害を引き起こしやすいです。

PM2.5は物の燃焼によって出る煙に含まれているものと、ガス状の大気汚染物質が環境大気中での化学反応により粒子化したものに分類されます。ガス状の大気汚染には自動車の排気ガスや工場の排気ガス、ごみ焼却施設からの煙など人定的なもの、火山噴火による火山ガスといった自然由来のものにまで及びます。

有害物質も多数含まれるため人体への影響はかなり大きなものになります。

日本でイタイイタイ病を引き起こしたカドミウムや鉛なども検出されているようです。

カドミウム→人体に蓄積して、さまざまな症状を引き起こします。特に腎臓に蓄積して腎臓の機能を悪くします。

また、急性症状だと間質性肺炎(肺が硬くなる)や肺水腫など重い症状もでます。

黄砂の健康障害

黄砂の健康被害として、呼吸器系、血管系への影響が考えられています。

特に呼吸器系に関しては、花粉の時期と重なるため、花粉症の人はより症状が悪化する恐れがあります。

黄砂自体はアレルギーを引き起こすことはないですが、黄砂に付着した物質がアレルギーを引き起こすことはあります。花粉よりも粒子が小さいためより重い症状になりやすいです。

また、万が一新型コロナなどにより気管支喘息気味になっているとより一層危険な状態になる可能性があります。

黄砂の予防法

黄砂やPM2.5の対策は吸い込まない持ち込まないことが対策として有効です。

黄砂がひどいときはできるだけ屋内にいて、窓を開けないようにする。コロナで換気推奨の世の中ですが、空気清浄機を活用するなどして対応しましょう!

こまめに掃除をして粉塵をためない。

掃除の際は掃除機だけでなく水拭きを行うと効果的です。

マスクに関してはN95やDS1の規格のものであれば防塵効果があるようです。

洗濯に関しては黄砂がひどいときには外干しすることは避けましょう。

黄砂やPM2.5 の飛散量に関しては環境省が情報を発信しているためこまめにチェックしてうまく活用しましょう。

オススメアイテム

マスクはPM2.5対応のものを用意しましょう

布マスクではマスクフィルターがおすすめ

リンク

マスクの隙間を埋めるためのこういった商品も出ているためこれもセットで使うとより効果が期待できそうです。

空気清浄機であれば断然ダイキンのものがおすすめ。家の畳数に適したものを選びましょう。

室内乾燥で使うならこれがおすすめ。黄砂が終わっても梅雨時期で活躍してくれます。

まとめ

黄砂で注意してほしい人は花粉症や呼吸器疾患のある方だけではありません。

黄砂に暴露し続けると、健常な人でも呼吸器疾患になるリスクが十分にあるので、黄砂が特に多くなる日には十分に注意して外出してください。

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