体と心をほぐし、幸福感を引き出す香り
この精油の一番得意とする働きが「ゆるめる」 ということ。
頑なな心を緩め硬くなった筋肉をほぐし、気持ちを前向きにします。
リラックスするためにとても効果的な香り
人によっては陶酔感を覚えるような感じになることもあるみたい
この香りは必要のない人にとっては息苦しさを感じるなど
全く反対の影響を与えてしまうこともあるようだね。
主要情報
原産地:ヨーロッパ
科名:シソ科
植物の特徴:草本、二年草
抽出部位:花と葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な成分:酢酸リナリル、リナロール、スクラレオール
揮発性(ノート):ミドル
学名のsclarea(スクラレア)の「明るい」という意味は、クラリセージの種子得た粘液で目を洗うと視界が明るくなったことに由来するようです。
精油は目にさすことはできませんが香りをかぐだけでも視界が開かれます。
幅広い年代の女性を強く優しくサポート
クラリセージに含まれるスクラレオールという成分の構造がエストロゲンとおいう女性ホルモンに類似しています。
そのためホルモンバランスが不安定になって起きる月経トラブルや更年期障害の緩和に役立ちます。
必要であれば心地よく感じ、必要でなければうっとうしく感じるという、自分を知るためのツールとしても活用できる精油。
月経前などはこの香りが好きなのにそれ以外は嫌いになることもある。
トラブルがなく気持ちのバランスがいいときはこの香りが不快に感じることもある。
こんな時におすすめ!!
リラックスしたいのに
緩ませ方を忘れてしまったときに
心 感情の起伏を穏やかにする
ショック、緊張、悲しみ、孤独感、不安感、うつ気分様々なストレスに対応する製油。
主な成分の酢酸リナリルやリナロールが副交感神経を優位にし、感情の起伏を鎮め穏やかにします。
月経前症状(PMS)や更年期障害に伴い不安定になった精神状態にも効果を発揮します。
体 コリや痛みを緩和 月経トラブルにも
精油に含まれるスクラレオールには女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用があり過少月経、無月経、PMS、更年期障害の緩和に役立ちます。
リナロールには痛みと気持ちを鎮める働きに加えて筋肉弛緩作用があり、緊張からくる肩こりなどをほぐしてくれます。
病後の回復期のケアにも有効です。
現代の社会ってストレス社会でホルモンのバランスが乱れがちになるよね。
悩んでる人も多いよね。
そんなストレス社会だからこそリラックスの時に活用したいね。
特に女性に対しては幅広い年代に効果を発揮するよ。
肌 皮脂バランスを正常に導く
ホルモンバランスの乱れによる思春期や月経前の吹き出物にクレイパックや化粧水などでケアします。
ストレスなどによるホルモンバランスの乱れは頭皮にも影響を与えます。頭皮の皮脂分泌が盛んでフケが気になるときにもおすすめです。
薄毛ケアにはオレンジ・スイートとのブレンドがおすすめ。
利用の仕方
・主な使用方法
芳香浴 ボディートリートメント スキンケア ヘアケア
・単体での活用
気が張って眠れないときにティッシュペーパーに1滴つけて、枕元から50センチ以上離しておく。
近すぎると香りが強すぎて眠れないので注意。
・使用上の注意
高濃度・長時間の使用に注意
出産時を除き妊娠中の使用を避ける
飲酒前後の使用に注意(悪酔いやひどい頭痛を引き起こすことがある)
集中力のいる作業の前は避ける
乳腺炎・乳がんの人は使用を避ける。
ブレンドのオススメ
柑橘系、花系、ミントなどの薬草系、樹脂系との相性がいい
例 クラリセージ1滴+ジンジャー1滴(甘く温かい香り)
例 クラリセージ1滴+ヘリクリサム1滴(花の甘みと草の香り)
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