れんこん(蓮根)

健康

胃腸を丈夫にする野菜

れんこんはあらゆる部分が薬として用いられている

花のめしべ→強腎 節→止血 ハスの実→胃腸を丈夫にし安眠効果 花托→血の巡りをよくする 

茎→母乳の出をよくする 葉と花→暑気あたりを解消

学名や原産地

ハス科

学名:Nelumbo rhizomatis

英語名:East indianlotus

原産地:中国(インド説も)

東洋医学的効能

・体にこもった熱を解消する

・のどを潤し、渇きを収める

・酒の毒を解消する

・胃腸を丈夫にし、下痢を収める

・血の中にこもった熱を除き、血行を良くする

・出血を止める、血を養う

・五臓を整える

現代医学では

止血作用→れんこんのデンプンは止血作用を持ち、出血時間を短縮させる

貧血の改善→貧血の改善効果が期待できる

胃腸の作用→胃潰瘍、痔など出血性の慢性疾患を改善する

主な栄養素

ムチン

新鮮なれんこんを割った時に糸を引くような粘着質がある。これはムチンという水溶性の糖たんぱく質で粘膜を潤し、胃腸の粘膜を保護する。

タンパク質や脂質の分解を助け、消化を促す。そのため飲みすぎや食べすぎによる消化不良や胃のもたれ、胸やけ軽減に効果あり。

カリウム

利尿作用ありで血圧を下げる効果

ビタミンC

抗酸化作用とコラーゲンの合成を助け粘膜や血管を丈夫にする効果

薬との相性

特に問題なし

家庭医学への応用

夏バテ

生のハスの葉、花を煎じて飲む

打撲傷

干したレンコンを粉にして2gを温かいお酒で1日2回服用

足のひび割れ

レンコンを蒸した後に砕いて足の幹部に塗る

嘔吐

生レンコン30g、ショウガ5gのしぼり汁を3回に分けて服用

栄養素の上手な摂りかた

レンコンのビタミンCや胃腸の炎症を改善するタンニンなどの栄養素は酸化しやすく水に溶けやすいので、あく抜きするときやゆでるときは手早くするのがポイント。

食物繊維が豊富でタウリンを多く含む魚介類と一緒に食べるとタウリンの吸収を良くし肝臓の強化、コレステロールを下げる効果が期待できる。

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